FAQ

  1. pHとECについて
  2. 葉面散布(スプレー)について
  3. 栽培のヒント
  4. 上手な使い方と保存方法
  5. 液体肥料について
  6. 培地について

pHとECについて

一般的に有機肥料を使用する場合にpH調整は必要ありません。これは、BIOBIZZ製品が6.2~6.3の最適範囲になるまでpHを自然に下げる傾向があるためです。
水道水のベースpHが高すぎたり、非常に低いpHのRO水を使用する場合は、植物に水やりをする前にBIO・UPとBIO・DOWNを使用してpHを調整できます。

もちろん可能です。栄養分の最適な吸収範囲はpH6.2~6.5です。水質に応じBIO・UPとBIO・DOWNの両方を使用することでこの範囲に到達させることができます。

いいえ。BIO・DOWNの方がBIO・UPより濃度が高いです。1Lの混合液に0.1mlのBIO・DOWNを入れるとpHが0.5下がります。一方BIO・UPを1Lに0.1ml入れるとpHが0.1上昇します。

どちらの製品も数秒以内に作用します。BIO・UPとBIO・DOWNをスケジュール表を参考に水に入れ、pHメーターの値が変化しないことを確認したら準備完了です。

BIO・UPとBIO・DOWNは培地や乾燥肥料に直接使用するものではなく、植物に与える液体肥料/活力剤を混ぜた培養液のpH調整に使用するものです。

必須というわけではありません。混合栄養剤の場合、pHを下げなければならないこともあれば上げなければならないこともあります。いずれの場合もBIO・UPとBIO・DOWNを併用することで、過剰投与してpHを最適な範囲に戻す必要がある場合に備えています。

BIO・UPとBIO・DOWNは直射日光を避け、涼しく乾燥している密閉された場所に保管してください。また本製品は100%オーガニックでありpH値も厳密に管理されているため、変質しないよう保管容器の蓋をよく閉めておくことが大切です。

BIO・UPとBIO・DOWNは肥料や活力剤の品質/効果に影響を与えないため使用量に制限はありません。最適なpH範囲になるように何度でも使用することができます。

葉面散布(スプレー)について

FISH・MIXを葉面散布することで気孔から栄養分をすばやく吸収させることができます。
適切な使用量は1週間に1回、1mlを水1Lに混ぜ使用することです。すでに水やりでFISH・MIXを与えている場合はこの方法をあまり頻繁に使用しないほうがよいでしょう。

ALG・A・MICを葉面散布することで気孔から栄養分をすばやく吸収させることができます。また、より早く活性化作用を発揮し植物の回復が早くなります。
1~2mlを水1Lに混ぜ、週3回までが適当な量と思われます。

本製品に含まれるビタミンの吸収を促進するために、ACTI・VERAを葉面散布することは可能です。しかし含有する酵素を十分に活用したい場合は、水やりする方が良いでしょう。
適量は週に2~3回程度、1~2mlを水1Lに混ぜ与えることです。

栽培のヒント

BIOBIZZ製品を使用する場合、通常の環境下でCa/Mg補助剤を使用する必要はありません。ただしココ栽培では栄養素を含まない為、Ca/Mg補助剤を使用する必要があります。

必ずしも必要ではありません。必ず役に立ちますがあくまでオプションです。

もちろんです。有機物やエコロジー製品であればBIOBIZZ製品との併用は可能です。ただし窒素が培地に飽和しないよう有機物を乱用しないことが重要です。

上手な使い方と保存方法

BIOBIZZ製品は日光を避け冷暗所に保管してください。保存に適した温度は16~25℃です。高温になると製品が発酵し腐敗する可能性があります。日光は製品の色や外観などの物理的特性を変化させますが、化学的特性は変化させないので製品は問題なく使用できます。また低温はBIOBIZZ製品に含まれる有機栄養素に良くないので冷蔵庫での保管はお勧めしません。

未開封の場合、約2年です。開封後は適切に保管する必要があります。BIOBIZZ製品を水と混ぜた場合、数時間から1日程度で使用してください。環境と接触すると製品は微生物活性を回復し始めます。発酵したりカビが生えたりその特性を失う可能性もあります。混合液はできるだけ早く使用し水やりのたびに新しいものを準備する必要があります。

植物に葉が2~4枚現れ、10~15cmの高さに育ったら肥料・活力剤を与えることができます。

BIOBIZZ製品には自然界から抽出した原料や副産物に含まれる重金属のみが含まれています。これは避けられないことですが、製品の適切な管理・厳選された原産地・正しい環境処理によりその濃度を可能な限り低くしています。重金属の含有量は政府農業機関が定める最も厳しい基準を超えることはありません。

はい。一部の製品は水耕栽培に使用することができます。この用途に適した製品はROOT・JUICE / BIO・BLOOM / BIO・HEAVEN / TOP・MAXです。

作物・品種・培地や環境の条件など、植物が必要とする特定のニーズに従って水を与える必要があります。手動で水やりをする場合の目安は週に3~5回程度です。適切な水量として鉢の体積の20~30%の水を与えることをおすすめします。例えば10Lの鉢の場合、BIOBIZZの肥料・活力剤を混ぜた2~3リットルの水を使用することになります。

液体肥料について

藻類を含む製品は、ROOT・JUICE / BIO・BLOOM / BIO・HEAVEN / TOP・MAXの5種類です。元肥としての藻類は植物の光合成活性剤として作用します。これにより光合成の効率が上がり、植物の成長を促進します。

酵素は植物の代謝プロセスにおける触媒です。タンパク質やその他の複雑な構造を、植物が吸収しやすいアミノ酸などに変換する役割があります。当然培地には多くの酵素が存在しますが、BIO・GROWやBIO・BLOOMなどの栄養素吸収を促進するためにACTI・VERAを用いて手動で添加することが可能です。

植物を守る最も良い方法の一つは、植物がいかなる攻撃にも遭わないようにすることです。100%オーガニックの保護剤であるLEAF・COATは、植物に樹脂の被膜を作ることでアブラムシ・クモなどの攻撃に対抗します。虫は植物に生息したり餌にすることができなくなり、病気は自然に消滅します。LEAF・COATは農薬ではないので環境にも植物にも生産者にも影響を与えません。

ALG・A・MICはALL・MIXを使用している植物に与えても問題はありません。藻類は植物が必要と判断したときに根から吸収されます。しかしALL・MIXは完全な培地であるため、全ての水やりにALG・A・MICを使用する必要はありません。特にALG・A・MICは葉面散布に最適であるため、植物が培地と接触することなくその効果を享受することができます。

培地について

パーライトは空気を多く含む多孔質の構造を持つ素材です。その特性により培地中の水分を保持し、根がより栄養素を吸収しやすくします。パーライトは約800℃の高温で製造されるため無菌状態です。無機質であるため病害虫から根を保護することができます。不活性なので肥料と反応せず塩類を形成しません。断熱性があり温度変化から植物の根を保護し、根の加熱を抑制する働きがあります。さらに軽量であるため培地の圧縮を防ぎます。

再利用が可能です。しかし培地が非常に乾燥していたり湿度が高い場合、培地の均質性や質感が失われている可能性があります。ですが培地が良好な状態であれば少なくとも1回は再利用することができます。もし2回目以降利用するのであれば未使用のALL・MIXと混ぜてください。

再利用が可能です。しかし培地が非常に乾燥していたり湿度が高い場合、培地の均質性や質感が失われている可能性があります。ですが培地が良好な状態であれば少なくとも1回は再利用することができます。もし2回目以降利用するのであれば未使用のLIGHT・MIXと混ぜてください。

再利用が可能です。使い終わったCOCO・MIXから根を取り出し、酵素で処理するために5〜15日間堆肥化する必要があります。これを行うことで残った有機物が少しずつ、植物に同化することができる栄養素に変化します。

ココと培養土の組み合わせに明確な決まりはありません。それぞれの割合は作物のニーズによって決まります。COCO・MIXを多く混ぜれば混ぜるほど培地の湿度が高くなるため、温度や水やりをうまくコントロールしないとカビや病気にかかる可能性が高くなります。LIGHT・MIXを55%、COCO・MIXを45%混ぜると保水性が高くしっとりとした培地になります。よりバランスの取れた培地を作るにはALL・MIXもしくはLIGHT・MIXを70%、COCO・MIXを30%混ぜることをおすすめします。